ノート術の本を探している時に、少し古い本ですがこんな本を見つけました。
ノート・手帳・メモが変わる「絵文字」の技術<ノート・手帳・メモが変わる「絵文字」の技術> (中経出版)
- 作者: 永田豊志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: Kindle版
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早速kindleで購入し、中身を閲覧。どこかで読んだような内容だなぁと思っていたら、同じ筆者の本を以前に購入していました。
[カラー改訂版]頭がよくなる「図解思考」の技術 (中経出版)
- 作者: 永田豊志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: Kindle版
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どちらかを読めば十分です。個人的には、後者の「図解思考の技術」の方をお勧めします。
こちらの方が、プレゼンでの図解の組立や、ノート用の図解等、実戦に役立ちます。
自分が同じような本を買っているという行動を振り返ってみると、いくつか思い当たる節があります。
- ノートをとるのが疲れた → 楽な方法はないか
- ノートが魅力的でない → 絵でも入れれば見栄えが良くなるのではないか
- ノートを見直すことがない → 文字が多くてぱっと見で何か分からないせいじゃないか
- 単なる気分転換
こんな思考で、図解に走るんです。
で、実際にやってみると、挫折するんです。
図解系の本には、「なれれば話を聞いた端から図解の方法を思いつき、話を聞き終わる頃には図解が完成している!相手も自分も、すっきりまとまった図解に大満足!」みたいな論調で図解の素晴らしさがかかれています。趣旨はわかります。実際にそれができれば素晴らしいと思います。ただ、そこにたどり着くまでにはとても長い時間を要すると感じます。
自分で実戦してみた経験では概ねこんな感じです。
- 初日にまず挫折。図解が追いつかない。
- 本を見直して2日目にチャレンジするも、また挫折。文字で書く方が早い。
- 3日目には忘れている。
タイピング速度を速めて、相手の言っている言葉を端から端までWordに起こし、一区切りついたところでお互いに振り返りながら図解をする、という方がまだ現実的です。そのときの図解方法を事前に抑えておく、という意味で、これらの書籍は役に立ちます。
図解の本を書くようなレベルの人の技術であり(他の技術本と同様に)安易に足を踏み入れるのは危ないなぁと改めて実感しました。