input & output

暇な公認会計士が、監査や身近な会計、その他自由に意見を述べています。

『人を動かす』~今年を振り返りながら読み、至らなかった点を反省する。ついでにoutputの難しさと大切さも再確認する~

 

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

 

 

 Kindleのセールで買ったけれど、放置されていた名著。

 移動中に目次をざっと眺めてみました。

 

 本書の内容ををざっくりとまとめると、人を動かすためにどのような言動をするのが良いか?ということが書いてあります。

 

 1年の終わりのこの月に、家族、仕事の同僚・上司・部下、クライアントやたまたま飲み会であった人などなど、今年接点を持ったいろいろな人に対し、どのように接してきたか思い出しながら読むのに最適です。

 

 本書でもそうですが、名著に共通な点は、書いてあることは当たり前で簡単そうだけど、実践するのは非常に難しいという点に尽きると思います。

 

 「アイデアのつくり方」で、筆者のジェームズ・ヤング氏は、自身が見つけたアイデア作成の公式を明かすことについてこう書いています。

 

 第一は、この公式は、説明すればごく簡単なので、これを聞いたところで実際に信用する人はまず僅かしかいないということ。

第二は、説明は簡単至極だが実際にこれを実行するとなると最も困難な種類の知能労働が必要なので、この公式を手に入れたといっても、誰もがこれを使いこなすというわけにはいかないということである。

 

 読むだけでなく実践する。inputで終わらせずにoutputする。言葉で言うのは簡単だけど、実践するのは難しい。ただ、実践の方法は人それぞれ色々な方法があると思います。自分のできるレベルで、学んだことの10のうち1でも実際にやってみることが大事。

 

 目次を読んだだけで、基本的なことを再確認させてくれた本書に感謝!