時間管理、タスク管理の名著は、いつ読んでも参考になることがたくさんあります。本書は、今日のKindle日替わりセールで399円(ポイントも79ポイントついて実質320円!)で販売中!残り4時間ほどですが、こんな人は是非手に取ってみてください。
- サルにまとわりつかれていて、自分の本来の仕事ができない人
- サルの世話ができなくて、管理職の肩書きだけど、実は部下に「管理される職」の人
本書では、タスクを「サル」になぞらえて、どうやってサルの世話をすれば、最も価値のある「自由活動の時間」を作り出せるかを説明しています。
部下の背中に乗っているサルが、相談を受けた管理職の肩にも片足を乗せ、相談が終わる頃には管理職の背中に収まっている。部下に仕事を任せ切れずに、そうやって自分で抱え込んでしまっている人は多いのではないでしょうか。
そして何よりも、自分自身がサルに囲まれた管理職になっているのだということに、気がついていない人は多いのではないでしょうか。
本書では、サルを部下の背中に戻す手立ては説明があるものの、細かい方法論については何も書かれていません。枠組みを作った上で、それを現実に適用するにあたっては、管理職の能力が試されるのだと思います。反対に、そういう能力がないのであれば、管理職から外れ、コツコツとスタッフの地道な作業に明け暮れた方が、会社のためには良いのだ。
人を管理する力があってこその管理職。部下に管理されているようでは、高い報酬を払う価値はない。なんだか厳しい面を垣間見たように感じます。