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暇な公認会計士が、監査や身近な会計、その他自由に意見を述べています。

月曜日に考える 仕事を辞めるとき

仕事の辞め時とはいつなのだろうか。

 
身近なところで何人か、仕事を辞めると聞いて、ふと考えてみた。
 
辞める人たちの事情を聞いてみると、「労働時間が長すぎて辛い」「家事をしながらだと到底厳しい」「実家を継ぐため」等々、理由はいろいろあります。ひとつ引っかかるのは、「労働時間が長すぎて辛い」という理由。
 
確かに周りを見てみると、働きすぎて体調を悪そうにしている人は少なくない。その一方で、働きすぎているけど、どんどん元気になっていく人もいる。この違いはなんだろうか。
 
本人がどう思っているか知らないが、私の見解では、働いて元気になっていく人は今の仕事がとても好きなのだと思う。結構当たり前の見解。
 
では、体調を崩す人はどうだろう。これも私の見解だが、仕事を好きではないのだと思う。気をつけて欲しいのは、「好きではない」の範囲は広い。「好き」じゃなければ「好きではない」。
「普通」でも、「好きではない」のだ。
 
ワークライフバランスを考えてみよう。ここでは、健康を大切なものとして、ハードな仕事とどちらを取るか、言葉の印象だけで考える。大事なことは、ワークライフバランスを単に仕事以外の生活の質と考えずに、仕事を含めた生活の質と考えることにあります。
 
  • 「好き」な仕事と、大切な健康。
  • 「普通」の仕事と、大切な健康。
  • 「嫌い」な仕事と、大切な健康。
さぁ、どうでしょう。
あなたならどれを選びますか?  
 
私は「好き」な仕事も、大切な健康も両方とります。
だけど、「普通」や「嫌い」な仕事ごときで健康が保てなくなるなら、間違いなく仕事を切ります。
 
そうやって、確固たる意志を持ってすれば、仕事を辞める時も自ずと決まる。
そう思いませんか?
 
妻から、仕事と健康に加え、家事も追加しなさいとブーイングが来そうです。
この意思は秘密にしておきましょう。