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暇な公認会計士が、監査や身近な会計、その他自由に意見を述べています。

マニュアル化と創造性の間

チームをマネジメントする立場からすると、すごく悩むのがマニュアル化と創造性をどうバランスを取るかということ。

 
効率性(と自分がチームメンバーの作業をレビューすること)を重視すると、厳格なマニュアルを作成して、メンバーの行動を縛っておいた方が楽。マニュアルにないことはさせないくらいに。
創造性を重視するなら、チームとして守らなければならない最低限だけを決めて、それ以外のことは各自に任せることになる。いや、何も決めないでこの力に任せるのもありだ。
 
いろいろな考え方があるけれど、自分が今やろうとしているのはマニュアル化です。
多少の知識がある人間が集まっていて、この力に任せるのはありだと考えている。しかし、実際に1年間やってみた結果、正直残念な結果となった。
 
  • 結局は尻拭いのための自分の仕事が増えるだけだった。
  • 家族と過ごす時間が減った。
  • スキルアップするための時間が削られた。
同じ失敗をおかしたくないのと、最低限の質をキープすることを両立させようと考えた結果、行き着いたところはマニュアル化だった。
もしかしたら、1年後に、部下がマニュアル人間になっていて嘆くかもしれない。
その時は、また考えるしかないなぁ。結局は行ったり来たりを繰り返して、時間をかけてうまくいく仕組みを作るのだと、そう思う。