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「読書」を目標とするべきではない3つの理由。「読書」について改めて考えるための3冊。

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来年の目標に「読書」を掲げるのは、少し待ってほしい。あなたにとって、「読書」は何の意味があるのでしょうか?単に本を読んでも、何も得られず、他に使える時間が削られ、考える力も失われます。

「読書」にどんな意味があるのか少し考えてみませんか。

あなたにとって「読書」が必要なら、最後に紹介する3冊の本を読むことをオススメします。

 

 今日で仕事納め。それでも、大掃除をしたり、最後の忘年会をしたり、まだまだ忙しい日は続くのだと思います。

 それでも、ふと息をついた時に、来年の目標とか、やりたいことを考えるのだと思います。

  そんなあなたに伝えたい、

 安易に「読書」を目標にすることはやめよう!

 

 なんとなく「読書」を目標にすることで、来年あなたはこんなに損をします。

  • 「読書」の時間を作るために、その他の貴重な時間を割くことになる。
  • 文字を眺める「読書」により、本から何も得られない
  • 習慣的な「読書」をすることで、あなたの考える力が失われる

 

「読書」には時間がかかります。きちんと「読書」をするために、あなたは何をやらないことを決めますか?まずは自分にとって大切なことを考えましょう。

 あなたの読書時間はどれくらいでしょうか?試しに文庫本でも、新書でも良いので近くの本を手に取ってください。そうしたら、1ページを読み終わる時間を計測しましょう。30秒でしょうか、1分でしょうか。

 1分かかるとすると、その本が200ページあれば200分かかります。3時間20分です。年間何冊読みますか?10冊くらいでしょうか。それなら2000分。約33時間です。20冊なら66時間、50冊なら166時間。

 1日の通勤・帰宅時に60分の読書時間を確保できるとして、週5日で300分(5時間)、1ヶ月で1200分(20時間)、12ヶ月で240時間です。一見すると50冊でも余裕で収まっていますが、その裏では通勤・帰宅時に普段していることが犠牲になっています。睡眠、英語の勉強、スマホのゲーム時間。あなたは何をしていますか?

 通勤・帰宅時間を使わないのであれば、今の生活を思い出してください。朝起きて、夜眠るまでです。その間何をしているでしょうか?

 そして考えてください。何の時間を削って、「読書」時間を作りますか?

 読書をすることで、他の何かが犠牲になります。

 まずは何が大切なのかをしっかりと決めてください。そこで「読書」が必要なら、不要な作業に使っていた時間を明確にし、その時間に「読書」を埋め込んでいきましょう。

 

「読書」は文字を追う作業ではありません。ページをめくるたびに新しい経験・知識を獲得し、自らの血肉とする行動です。字面を追うだけであれば、「読書」を目標にする必要はありません。

 通説:速読や斜め読み。経験がたまれば読み飛ばして良いところがわかってくる。

 

 そういった意見は多々ありますが、私はこの意見に納得できません。書籍は年間40冊〜50冊は読んでいますが、一般的な本であればいつでも2時間〜4時間はかかります。筆者の考えを理解するためには、隅から隅まで読んでみないとわかりません悲しいかな、隅から隅まで読んでも、理解できないことも多くあります。

 一方で、新聞は毎朝10分程度で読み終わります。どこで読んだか忘れましたが、新聞(朝刊)は新書2冊分ほどのボリュームがあるそうです。それでも10分で読み終わるのは、紙面の大部分を理解する必要がなく、知りたいところだけ目を通しているからです。そのため、新聞記者や編集者たちがどんな意図で紙面を作り上げたのかはもちろん、読み飛ばしたところにどんな重要事項があろうが知る由もありません。

 

 「読書」により、筆者の意見を正面から受け止め、自分ではできない経験(もしくはまだしていない経験)をしたり、自分にはない知識を獲得することができます。ただ、字面を追いかけているだけではもちろん身につきません。文字を読み、意味を解釈することで、初めて「読書」は成立するのです

 

「読書」に没頭したあなたは、無意識のうちに『本の主張』=『自分の主張』と勘違いしてしまう。本の内容を鵜呑みにし、あなた自身の考え方が失われてしまう。

 あなたが「読書」を大切なことだと位置づけ、筆者の主張をきちんと理解しようと決心したのなら、「読書」をすることは止めません。

 

 ただ、1つだけ注意してほしいことがあります。本の主張をそのまま自分の考えとしないように気をつけてほしいのです

 身銭を切って買った本。おそらく、あなたの興味をそそる内容が豊富に含まれているでしょう。しかし、ちょっと考えてほしいのです。

  • 本の内容は正しいのでしょうか?データの出所はありますか?
  • 筆者の経験をもとに書かれているとしたら、その経験に汎用性はありますか?
  • そもそも筆者はどんな人ですか?その内容を書くのに適した人でしょうか?

 本になっていれば内容の信頼性は担保されているというのは誤解です。筆者の主張を正面から受け止め、理解しながらも、『あなたの考え』というフィルターをきちんと通してください

 

「読書」に取り組むのであれば、まずはこの3冊を読んで「読書」のための下準備をしてください。

  「読書」をすることの負の面をみてきました。

 それでもあなたが「読書」に取り組むのであれば、まずはこの3冊を読んでください。あなたにとっての「読書」の位置付けを変えること、読書の技術を獲得することに役に立ちます。

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復」を読むことで、いま思い描いているものとは別の大切とすべきことが見えてくるかもしれません。ボリュームもあるので、2週間くらいかけてじっくりと読んでほしいです。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

 

 「読書について (光文社古典新訳文庫)」は、読書技術について書かれた本ではありません。この記事と同様に、「読書」をすることの負の側面に触れています。一度固めた決意をもう一度試すために、本書を読んでみてください。こちらはボリュームはそれほどなく、1日〜2日で読み終わると思います。

 

読書について (光文社古典新訳文庫)

読書について (光文社古典新訳文庫)

 

 

  「本を読む本 (講談社学術文庫)」は、本を読むために必要な技術を身につける本です。これから本を読み始める人には、ぜひともこの本で紹介されている技術を身につけてほしいと思います。文庫本でそれほどボリュームはありませんが、1週間くらいかけてじっくりと読んでほしいです。時間が許すならば、2回読むこともオススメします(私は今年3回読みました)。

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

 

 

 

 話のタネに本の内容を知りたいなら、本の要約サイトや、どこかのブログの記事を読めば十分に事足ります。

 なぜ「読書」が必要なのか?少し考えてみてはいかがでしょうか。