今週のお題「思い出の先生」
中学生時代のバスケットボールの恩師。非常に厳しい先生でした。
怒鳴る、殴る、蹴る。
「言ってわからないなら殴るしかないな」
「お前はサーカスの動物か?」
1週間の部活の音声を教育委員会に提出すれば、真っ青な顔して3人くらい飛んできそうな(そんな対応しないか)、そんな先生が思い出の先生です。
しかし実は、私は殴られたことがありません。蹴られたこともありません。
あまりにも下手で怒りようがなかったからでしょうか。
期待も抱いていなかったのでしょうか。
(さすがに怒鳴られたことはありました)
ただ、不思議なことがあります。
怒鳴られて、殴られて、蹴られた人は、今はバスケに関わっていません。趣味でもほとんどやっていないようです。
一方で私は、YoutubeでFIBAが配信している試合は見るし、インターハイの動画も見るし、プレイヤーはやっていないけれど審判として活動しています。
先生としては、どちらが嬉しいのでしょうか。
自分で考えても先生と同じ考えにたどり着けるとは思いません。
それでも、こうゆうことを、卒業してから10年以上経って考えさせてくれるのは、私にとってとても価値があると感じます。
ありがとうございました。
これからも、どこかでお会いした時にはよろしくお願いします(答え合わせはいたしません)。