大宮駅の中を散策していたら、本書を見つけました。
パラパラめくってみると駅の写真集のようで、珍しいので購入しました。
目次を見てみると、日本の駅がありません。
「ひとつも出ていないのは寂しいなぁ」と思いましたが、読み進めてみるとそれも納得。筆者の選んだどの駅も、日本の駅にはない特徴があります。
本書の特徴は写真の多さもあることながら、現地の交通トリビアが多く含まれていることも挙げられます。紹介のため行くつか引用させていただきます。
モスクワ市内を縦横に走る地下鉄運賃は20ルーブル均一、日本円にして約37円である。ひと駅乗ってもこの運賃、終点まで1時間以上地下鉄に揺られてもこの運賃である。
中国の列車に必ず備え付けられているのが給湯器だ。お湯は中国の人々にとって必需品で、駅でも列車内でも無料で調達できる。
海外の旅のお供にこの一冊を如何でしょうか?