【章立て】
Part1 アウトライナーとアウトラインプロセッシング
Part2 文章を書く
Part3 理解する・伝える・考える
「アウトライン」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
・目次
・概要
・論文の構成
……等々
「アウトライン・プロセッシング入門」では、上記の「アウトライン」のイメージを一掃します。
アウトラインは単なる枠組みのことではない。
アウトラインはもっと自由に使って良い 。
本書では、アウトライナー(アウトラインの形式を利用して文章を書き、考えるためのソフト)を使ってどのようなことができるか紹介しています。
メモの書き方(なんでも自由に書けば良い)
文章の組立て(アウトライナーなら編集が簡単)
ブレスト (一人 or 複数人での利用の利点)
……等々
メモの方法に悩んでいる人、論文構成で悩んでいる人、アウトライナーって何だろう?と興味を持った人。こんな方々にお勧めの本です。
Part1は本書の基本的な事項(用語の整理、等)、Part2~3は技術的なお話。Part4はアウトライナーとして用いるソフトについての筆者の考え方が書かれています。上記で悩んでこの本に行き着いた方は、まずPart2~3に目を通すことをお勧めします。
この本を読んで、さっそく「Wordflowy」を使ってみました。無料(※)で使え、また直感的に使えるため、これは重宝しそうです。
(※)通常、無料で使える範囲は、今のところ月間250itemのようです。知り合いの紹介等で使用範囲を拡大することが可能です。
本書と一緒に、「ゼロ秒思考」「読書は1冊のノートにまとめなさい」を一緒に読むことで、応用の幅が広がるかと思います。
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 28人 クリック: 855回
- この商品を含むブログ (379件) を見る