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暇な公認会計士が、監査や身近な会計、その他自由に意見を述べています。

『7つの習慣』はやはり名著だった(今年買って良かったモノ Part2)

今週のお題「今年買って良かったモノ」

 

 今年、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を買いました。有名すぎて、無駄な反抗精神から今まで読んでいなかったのですが、Kindleで安売りをしていたのを機にお買い上げ。購入後しばらくは放置していたのですが、仕事が一段落した夏頃に一気読みをしました。

 

 読んだ直後の感想:なぜ6年前に読まなかったんだ!!

 

 『7つの習慣』に書いてあることは、当たり前に大切なことなのだと思います。しかし、当たり前のことをきちんと気づかせてくれるということに、この本の価値があるんだと思います。

 読んだ直後には、仕事を始めてすぐに、もしくは仕事を始める前にこの本に出会いたかったと思いました。最初から大切なことを知っていれば、働き方も変えられたのではないか、と考えたからです。

 しかし、読んでから少し時間が経った今では、別の感想を抱くようになりました。

 

 しばらくたってからの感想:今が読むのにちょうどいい時期だったのかもしれない。

 

 時間をおいて考えてみると、仕事の全体像をつかめるようになってきて、かつ私生活も大きく変化した今が、まさに読むタイミングだったのだと思います。

 仕事の内容もわからないうちに、正しくない主体性を発揮しても困っただろう。私生活の変化を見込めないうちに終わりを描いていたら、現実と全然違う、見当はずれなものを描いたかもしれない。

 そいういう意味で、自分にとっては一番いい時期に読めたのだと思い、「今年買ってよかったなぁ」としみじみと感じています。

 

 現在の感想:7つの習慣を実践するのは大変だ!

 

 当たり前のことを、当たり前に実践することは、やはり大変です。

 第2の習慣で示されている、個人のミッション・ステートメントを作成するというのが、まず難しい。終わり(自分が死ぬ時)を思い描き、正しい原則を土台として作成するのだが、これができない。

 年末年始の宿題となりそうです。もう一度読み返そう。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復